ゆりかもめは、東京の臨海副都心のアクセスとして建設された、東
京都心部初の案内軌条鉄道(新交通システム)である。本来は世界
都市博覧会の交通手段となるはずであったが、都市博の中止により
開業前は「無用の長物」と揶揄された。しかしいざ開業すると新名
所となったお台場やレインボーブリッジなどを結ぶ観光路線として
定着した。列車は緊急時を除いて無人運転で、通常は運転席が一般
開放されて展望席となっている。

駅名標は、原則はホームドアの鴨居部に、駅名が記述されているが
ホームに2箇所、ホーム床置き形の駅名標が存在する。鋼板の駅名
標をパイプで固定するという凝った仕様であるが、如何せん小さく
見づらいのが難点。なお駅名標の右端に、駅所在地の区名が記述さ
れている。

和文書体:?(新ゴ変形?)
欧文書体:Eras

■7000系(1〜2次車・1995年)

開業時より活躍する車両。ステンレス製の車体は、日本の案内軌条
鉄道では初めて乗降扉が2扉となる。ゆりかもめはATOによる無
人運転が行われているため、最前列の座席は展望席であるが、早朝
や深夜また乗務員訓練時には手動運転となるためこの部分は運転席
となり格納された運転台が使用される。なお制御装置はサイリスタ
位相制御という、交流型電車特有の制御装置となる。
■7000系(3次車・1998年)

開業前に「利用客は殆どいない」と予想されていた「ゆりかもめ」
は、いざフタを開けてみると多くの利用客に恵まれたが、定員数の
許容をはるかに上回る事態となる。そのため増備された3次車では
一部のボックスシートを混雑緩和のためロングシートへ変更した。
また乗降扉も従来のプラグ式ドアから通常の引戸に変更され構造の
簡略化が図られた。
■7000系(4〜5次車・1999年)

乗客の増加に伴い更なる車両の投入が行われ21編成以降の車両は
制御方式がVVVF制御へと変更された。また22編成からは車輪
が2軸ステアリング式から4軸ボギー式へと簡略化されている。仕
様が大幅に変更されたため7200系とも呼ばれる。なお4次車は
3次車と同じ前面模様であったが、5次車では虹模様となった。
※矢印を画像に近づけると4次車の画像に
■7000系(6次車・2005年)

有明〜豊洲間の路線延伸に伴って増備された編成。仕様は4次車以
降と変わりないが前面と側面窓周りに塗装されていたダークブルー
がこの編成は省略され印象が変わった。また、座席配置も変更され
配色も青系となった。